読書感想文

 輪違屋糸里

蒼穹の昴の、大陸側の物語を読んだら、また、その時の日本が読みたくなった。 浅田次郎 著 輪違屋糸里 上 (文春文庫)作者: 浅田次郎出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2007/03/09メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 15回この商品を含むブログ (72件) を見る…

 蒼穹の昴 4

幕末の動乱と同じようだ。 尊皇、攘夷、開国、…。 風前の灯の、西太后の清。 隣国と同じように、そこには多くの志士達がいたということか。 浅田次郎 著 蒼穹の昴(4) (講談社文庫)作者: 浅田次郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/10/15メディア: 文庫購…

 蒼穹の昴 3

風雲急を告げる大陸。 作中では、年号が突然、清暦から西暦に変わる。 1890年代、隣国日本ではまさに維新の夜明けであった。 いよいよ、人種も入り乱れ、その展開が速度を増す。 ---彼は、昴、になれるか。 明治 By Wikipedia 浅田次郎 著 蒼穹の昴(3) (講談…

 蒼穹の昴 2

西太后、といえば、悪名高き鬼女帝。 だが、本書のそれはちと違うのだ。 苦悩する一人の人間。 時に、亡霊に話しかけたりもするのだが。 一族の、葉赫那拉(エホナラ)の呪いが、彼女を苦しめたのか。 葉赫那拉氏 By Wikipedia 浅田次郎 著 蒼穹の昴(2) (講談…

 蒼穹の昴 1

歴史とは紡ぐ物語。 人の話を人が聞き、そしてまた人に伝える、延々とつづく口伝の営み。 浅田次郎がまたしても、、とある時代の誰かに語らせる(いつもこれ)のは、 ラストエンペラーに繋がる時代を生きた人たちの物語。 中国、清。 その時代の、その街中で。…

 地下鉄に乗って

浅田次郎 著 地下鉄に乗って (講談社文庫)作者: 浅田次郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 1999/12/01メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 31回この商品を含むブログ (190件) を見る いわゆる"歴史"を感じさせてくれる場所と言えば、 寺社仏閣だったり城跡だっ…

新デジタル一眼Q&A超入門

そりゃ、たくさん本が出るよね、、 だって、難しいぜよ〜 会社帰りに、今度はマックのお供に。 新デジタル一眼Q&A超入門 (カメラムック)出版社/メーカー: 学習研究社発売日: 2011/03/31メディア: ムックこの商品を含むブログ (2件) を見る うーん、 そろ…

きっと見つかる!デジタル一眼選び2011

あのさ、こう、 勢い、っていうのは重要だよね。 会社帰りに、外食ミスドのお供に。 きっと見つかる! デジタル一眼選び2011 (カメラムック)出版社/メーカー: 学習研究社発売日: 2011/02/25メディア: ムックこの商品を含むブログ (1件) を見る 手ブレ補…

年収1億円思考

彼(もしくは彼の知人)の体験談、各章のつながりが雑然としていて抑揚が無く、内容が共鳴し合わない。 ちょっと本の選択を誤ったな。 ただ、1点反省すべき点を端的に表現していた文章があった。 人との付き合いの項ではあるのだが、『お客様』を『本』に置き…

FLY,DADDY,FLY (フライ,ダディ,フライ)

小説を読むに限る。 こんな時は。 泣けた。 ひと夏の、47歳サラリーマンの冒険譚。 生気が甦るのは、必死で頑張る人の姿を見た時。 いつも疲れ顔のコンビニの店主が見た、鈴木一の必死さ。 土日以外は毎日同じ時間に背広姿で店の前を駆け抜けていく風変わり…

大局観

姿勢。気構え。気持ち。型。位置。 家の机がきたないのは、そのせいか。 整理が必要だな、整理を。 大局観 自分と闘って負けない心 (角川oneテーマ21)作者: 羽生善治出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2011/02/10メディア: 新書…

未来をかえる イチロー262のNextメッセージ

ヤフオクで¥200! やっすいなぁ^o^/ 言葉は、発する人によって、その意味が変わってくる。 字面だけでは現れない説得力とは。 未来をかえる イチロー 262のNextメッセージ作者: 「未来をかえるイチロー262のNextメッセージ」編集委員会出版社/メーカー: ぴ…

大前研一 洞察力の原点

久々の書店買い。 喝を入れられたいなら、彼の言葉がズシンとくる。 本書は"つぶやき"集であるので、 書店で手に取ってから購入判断することを進める。 ・いつの時代も最大の敵は自分自身です。 ・感情をコントロールする。 自らを律する、ということ。 大前…

化粧する脳

¥210の商店街の古本屋にて。 新書はサクッと読める200ページぐらいのものが多い。 ・このように、「自分のことは自分がいちばんわかっている」と思うのは大きな誤解である。自分のほんとうの顔、ほんとうの声は自分ではわからない。見ることができる、聴く…

集中力を高める34のルール

¥420の商店街の古本屋にて。 帯に"齋藤孝"の写真が載ってたから、その著書と思いきや、監修だったわけで。 衝動買いということだな。 東大を合格した人達が語る、集中力のルール。 受験勉強についての具体例に重きを置いているが、普段使いのヒントは多々あ…

続ける力

¥210だったからかなりお得だな@近所の商店街の古本屋にて。 第五章まで。全体の6割程度までが主に勉強を続けていく力(テクニックを含む)について述べている。 第六章以降の後半は、彼の教育論とか精神論とか。 ・人間には「原則」に戻ろうとする習性があり…

テレビは見てはいけない

コンフォートゾーンを上へとズラす "コンフォートゾーン"という捉え方は一つの真理。 その意「安全地帯」とか「快適空間」とか。 私が2年前と同じ生活サイクルであったら、『マラソン』とか『ジョギング』という世界とは無縁だったはずだ。皇居ラン云々やら…

使える読書、原稿用紙10枚を書く力

使える読書 (朝日新書)作者: 齋藤孝出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2006/10メディア: 新書 クリック: 9回この商品を含むブログ (55件) を見る ブックオフの半額セールでの3、4冊目。 2冊なのは、齋藤さんの本を2冊取ったから。 以下の「原稿用紙10枚を…

レバレッジ時間術

ブックオフの半額セールでの2冊目。 ん〜、古本良し! 1時間で読める、新書は手軽です。 いや、本田直之の本は、読み易いのかなぁ。 レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則 (幻冬舎新書)作者: 本田直之出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2007/0…

凡人として生きるということ

押井守、を俺は知らなかった。 で、ブックオフの半額セールでの1冊目。 #半額セールってすごいっ!お得です! 凡人として生きるということ (幻冬舎新書)作者: 押井守出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2008/07/01メディア: 新書購入: 14人 クリック: 188回こ…

君がオヤジになる前に

2006年1月、 とにかく、彼の実行力の波が、 個人的な資産の大暴落を招いたことは、鮮明に記憶している。 まさか、彼の著書を読むとは思わなんだ。 ブックオフで¥800なり。 表題の「オヤジ」とは「父親」のことではなく、世に蔓延る「オヤジ」。 君がオヤジ…

本は、これから

本は、これから (岩波新書)作者: 池澤夏樹出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2010/11/20メディア: 新書購入: 1人 クリック: 152回この商品を含むブログ (39件) を見る 最近は、電子書籍についての考察が続くわけであるが、、 アマゾンクリックで購入した、こ…

ビジネスマンは、本を書こう

ビジネスマンは、本を書こう―はじめての執筆から出版社へのアプローチまで作者: 畑田洋行出版社/メーカー: サンマーク出版発売日: 2002/06メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見る 2011年1月10日、 初めて、電子出版という行為をやってみた。 出…

自宅で不労所得を生み出すすごい仕掛け

自宅で不労所得を生み出すすごい仕掛け―働かないで年収10倍!作者: 石田健出版社/メーカー: インフォトップ出版発売日: 2008/04メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 46回この商品を含むブログ (2件) を見る 「情報起業」一言で言えば、それまでだが、 本書は…

電子書籍の正体

電子書籍の正体 (別冊宝島) (別冊宝島 ノンフィクション)出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2010/11/13メディア: 大型本購入: 1人 クリック: 69回この商品を含むブログ (11件) を見る 電子書籍、という一大ブーム。 発端は昨年のipadであったことは言うまでも…

お金の流れが変わった!

年明け早々に、 マルエツの五千両箱の列に、並んでの「ながら」読みは、大前研一。 本書は、昨日に、本屋で衝動買い。 世界の趨勢、我が国の行方。 マネーの行方を語る。 日本国債と普通預金の関係を今さらながら知る。 銀行預金って、そんな簡単に封鎖され…

モチベーション3.0 (以下、Drive)

英訳で、"Drive" の文字に惹かれて手に取った、久々の書店買い。 ダニエル・ピンクと大前研一。 このブログで初めて書いた読書感想文。 その本「ハイ・コンセプト 「新しいこと」を考え出す人の時代」では、"右脳"を力説していたことを思い出した。 ⇒2006.06.…

 ロスト・シンボル 下

iPhone、レクサス、BlackBerry、Twitterも登場する、 ロバート・ラングドン教授と巡る、謎解きと観光と追跡劇は、 2010年、"今この時代"を、体感できる。 下巻、いよいよ『秘密』の核心に迫る。 この巻についても、多くは語るまい。 Googleマップとにらめっ…

 レバレッジ英語勉強法

「偏った、興味のある分野で、英語力を付けろ!、その分野に特化して短期間で磨け!」という一言。 本田直之、レバレッジシリーズの英会話編。 彼、曰く、 『基礎から学んで英会話ができるようになるまでは、大きなプールに水を溜めるが如く、会話ができるよ…

 ロスト・シンボル 上

ついに、待ちに待った!! 東京マラソンに次ぐ楽しみであった!^o^/ 風が強くなってきた午後。 一気に、上巻を。 ダン・ブラウン 著 ロスト・シンボル 上作者: ダン・ブラウン,越前敏弥出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2010/03/03メディア: ハードカバー購…