テレビは見てはいけない
コンフォートゾーンを上へとズラす
"コンフォートゾーン"という捉え方は一つの真理。
その意「安全地帯」とか「快適空間」とか。
私が2年前と同じ生活サイクルであったら、『マラソン』とか『ジョギング』という世界とは無縁だったはずだ。皇居ラン云々やらジョギングシューズやら歩き方・走り方やら、近場のシャワー施設やら、多摩川沿い土手のことやら、は気にも留めない人生であったと思う。
10年以上お世話になった携帯キャリアを変えて、iPhoneにした理由も、「東京マラソンでTweetして走りたい!」という自己満足のため、であった。
全ては、自分の知っている世界を少しズラした結果だった。
自分の「安全地帯」即ち"庭"とズラすことで、今まで見えなかった世界が見えてくる、自分を変える最も楽な方法は、これだ。
あらゆるカルチャーは、最初はごく少数のマニアックな人たちが始めて、それが口コミによって広がり、やがてメディアに載ることで多くの一般大衆のコンフォートゾーンに受け容れられ、社会に定着する
苫米地なる人物は、なるほど、おもしろい話をする。彼の本を一つ読めばすぐわかる。みてくれは怪しい人なんだが、不思議と説得力があるのだ。
彼がうまいのは、"コンフォート"と"ゾーン"をくっつけて、「コンフォートゾーン」という言葉を編み出して、その言葉を著書に書きまくって結果的に口コミとかで独り歩きさせたり、「スコトーマ」とか言う謎めいた言葉を語ったりして、社会に定着させつつあるところだ。試しに、Google先生に「コンフォートゾーン」と入れると、苫米地しか出てこない。
「カリスマ美容師」ブームの火付け役とか、オウム真理教信者の脱洗脳の手伝いとか、キャッチーな肩書きも多用する。苫米地マーケティング、恐るべし。
- 作者: 苫米地英人
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2009/09/16
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くりかえしになりますが、はじめに「将来、自分はこういう人になることが決まっている。その前提として、いま現在はこうでなくてはならない」と想定することです。
#メモ
「まずは暫定的なゴールでいい。但し、聞いて欲しい。自分を変えたいなら、達成が到底不可能に思えるゴールを目標に掲げるのだ!」