輪違屋糸里
蒼穹の昴の、大陸側の物語を読んだら、また、その時の日本が読みたくなった。
浅田次郎 著
- 作者: 浅田次郎
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/03/09
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ためになる指数 ★★★☆☆
おもろー指数 ★★★☆☆
壬生義士伝では現れない、
ある女性が見た、幕末の京都。
壬生義士伝はストレートに泣けたんだが、
こちらは、男が真正面から受け止められない展開かも。
泣けるというか、悩む。
---その芹沢鴨暗殺事件の真相は如何に。 芹沢鴨 By Wikipedia
石田村出身のとある行商の夢は、侍。
事件は何のために起きたのか。
侍になりたかった。俺は朝から晩まで、そればかり考えていた。
おなごにはわかりゃすめえの。男の本心は誰もおんなしなんだぜ。ただよ、みんながてめえの分をわきまえて、夢を夢だと思っているだけさ。
俺は、いやだった。だってよ、叶わぬ夢なら見ねえほうがよかろう。夢見るからには、叶えにゃ嘘だ。