本は、これから


本は、これから (岩波新書)

本は、これから (岩波新書)




最近は、電子書籍についての考察が続くわけであるが、、
アマゾンクリックで購入した、こちらもリアル本。
著名人たちは、どのような思いで、
この電子書籍を眺めているのか気になってクリックした!




表題のは、"これから" というぐらいだから、
(『燃えよ剣』の土方には怒られそうなのだが、、)
「どうなる、こうなる」ということを37人の著名人があれこれ述べる。
「リアル本は無くなるのか否か!」はたまた「両方残る!」だとか云々。


個人的には、
「どうなる、こうなる」と語り、んだから「俺は、こうする!」と簡潔に述べてくれた、宮下志朗さんが潔い。


読みながら結局のところ思ったのは、
「紙本」か「電子本」かは好みの問題、ということだな。
一長一短であり、「そんで、お前はどうする?」ということだ。




ただ、これからどうなろうとも、最終的に、
「言葉」は無くならないのだ。
読んだ(もしくは、見た)人の心の中に、残る。


果たして、大昔、手書きが印字になった時に、
 『手書きが醸し出す"温もり"は、無くなったのだろうか?』
印字ゆえに、
 『著者の意図したことは、伝わらなかったのだろうか?』
否、
 「言葉」は今も昔もあり続けて、そのメッセージは読み手に伝わった。




誰かが書いた「言葉」を、
自分自身にどう活かすか? (あるいは、どう楽しむか?)




―言葉。
たぶん、そこに書かれた言葉と、
既に読み手の中にあった言葉の意味が一致した時に初めて、
読み手がそれに共感し、震える(奮える)のだろう。
それは、「小説を読んで泣いてしまうこと」であり、「自己啓発書を読んで何かやろうと思い立つこと」であるわけで。





kanjin78、第2冊目の作品は 鼓舞!@パブー
「言葉」の力とは、これ如何に!


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