君がオヤジになる前に


2006年1月、
とにかく、彼の実行力の波が、
個人的な資産の大暴落を招いたことは、鮮明に記憶している。


まさか、彼の著書を読むとは思わなんだ。
ブックオフで¥800なり。


表題の「オヤジ」とは「父親」のことではなく、世に蔓延る「オヤジ」。


君がオヤジになる前に

君がオヤジになる前に


現状維持、保身、美徳、均一、平均、常識、同調、都合がいい、空気を読む、
といった倫理観の刷り込みに真っ向から反対するホリエモンが潔い。
彼に説得力があるのは、思い描いたことを『実行』してきたからだ。


彼の言葉を借りれば"薄気味の悪い日本独特の倫理観"。
"和を以って貴しと為す"という古来より重んじられた言葉の縛り。


「青臭くて上等。」という一言に、全てが込められる。



・与えられた選択肢の中で、面白い方を取りながら、突き進む人生と。
・アイディアよりも圧倒的に大事なのは実行力だ。思いつきより、考えたことを努力して、形にした人が本当に評価されるのだ。
・スピードが落ちるということは、人生を後ろへ巻き戻すことに等しい。
・仕事はちゃんとやっているのだから、誰の不利益にもならない。堂々と「お客さんを探しています!」と言えばいい。
・情報を持つ者が、持たない者にものを売るほど楽なことはない。
・ただし、工夫はしろ。それが、君の最低限の誠意だ。お客さんに喜んで買ってもらうために、あらゆる情報を使って、商品を魅力的に見えるように整えるのだ。
・自分の商品を、工夫もなしに盲目的に売ってはいけない。
・皮膚感覚
・大きく成功するには、他人と違うことをやるのが最も確実なんです。
・マジョリティに属していたら負け。これはビジネスの鉄則だと思うです。


自己否定。
決意、本気度。


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