カエルを食べてしまえ!


はて、その『カエル』とは何??@@




自分は、大抵、仕事をしたり何をする時にも、とりあえず、"簡単なこと"から手を着ける癖がある。
「手っ取り早いもの」とでも言おうか、そういうことからまずやってしまう。
会社に出社したらまずやることはメールチェック。昼休み明けもまずはメールチェック。暇な時間があればメールチェック。メールを見ながら、「簡単に、すぐにでもこなせそうな仕事」を探す。
手間のかかる仕事、面倒な仕事は、いつまで経っても置き去りにされる。そして、いつの間にか終業時間。。




一般的に、時間管理について説明されるのは、「重要度」と「緊急度」という軸を利用したものだ。
緊急であり重要なもの(第一領域)を最優先し、緊急でもなければ重要でもないもの(第四領域)はやめろ、というものだが、メールチェックという行動は、第四領域もしくは緊急であるが重要ではないもの(第三領域)、に近いかもしれない。




で、『カエル』とはいったい?@@




カエルを食べろ!とは、第一領域や、緊急ではないが重要なもの(第二領域)を食べろ!、ということで。特に、その第一領域や第二領域のものは、面倒で、困難を伴うことが多い。ストレスを伴うものが多い。
それをまずまっ先に食べろ!と。


醜い、どす黒い、生きたカエルを、朝一番に、たくさんいるなら、そのカエルの中で、より醜いカエルから、食べろ!、ということで。


著者は、人生の成功と幸せはこの『カエル』をいつ食べるかどう食べるかにかかっていると、説く。




「今日の最も重要で困難なことは何?、それを、きみ、まず片付けろ!」
ちょっと、題名とそのイメージに難有りだけど、内容は正しいかもしれんなー。




カエルを食べてしまえ!

カエルを食べてしまえ!


  ブライアン・トレーシー 著
  門田美鈴 訳


  ためになる指数 ★★★★★
  おもろー指数  ★★★☆☆<一部引用(俺のレバレッジメモ)>
・自分が望むものを手に入れることができるチャンスがこれほどたくさんあったことはない。今、かつて無いほど選択肢があふれている。
・一度とりかかったら、ずっと進みつづけるのだ。止まってはいけない。
・毎朝、その時点で最も重要な目標を達成するためにできる最も重要なことに取りかかるのだ!
・毎日、目標に近づくことを行う。今日一日、目標にどれだけ近づいた??
 どうでもいいこと、を先にやるな!
・ひと口ずつ食べる!、どんな大きなカエルも、ひと口ずつだ!
・長い目で見て、自分にとって本当に重要なのは何か。長期にわたり影響を与えるものは何か。「どの計画や活動が私の人生に最もいい影響を与えるだろうか?」
・すべてのことをするだけの時間は無い。が、最も重要なことをする時間は、十分にある。
 成果があるかどうかは、「何を」後回しにするかでほぼ決まる。
 「A」の仕事が残っているうちは「B」の仕事に取り掛かってはいけない。
・環境を、快適で、魅力的で、長時間作業を続けることができるように整えよう。
・「さあ、やるぞ!」そして、取り掛かったら、完了するまでやりつづけるのだ!「すぐやれ! いますぐやれ!」
・向上していかなければ、下降するだけだ!ぐずぐずするな!
・自分の仕事の分野で、最も博識で有能な人の一人になるよう努めるのだ!
・見えるものに向かって進めばいいのだ!そうすれば次のものが見え、さらに先に進むことができる!
・自分の仕事や行動に対して、人が定めた基準より厳しくしよう。少し早く仕事を始め、少し難しいことをやり、少し遅くまでやることを自分に課し、自分との戦いとみなそう。たえず少しも遠くまで行くことを、報酬以上のことをするにはどうしたらいいか考えよう。
・人から調子はどうか聞かれたら、いつでも「絶好調だよ!」と答えよう。
・行動を起こそう!今日から、最も重要な仕事を見極め、すぐにとりかかるのだ!とりかかったら、完全に成し遂げるまで気を散らしたりせず。決意したことをやりぬくことができる人間かどうかが、試されているのだ!



「見えるものに向かって進めばいいのだ!そうすれば次のものが見え、さらに先に進むことができる!」
この台詞で。ジュギングでもするかな。