仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか


山本ケイイチ著


仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか (幻冬舎新書)

仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか (幻冬舎新書)




7月、近所のコナミスポーツに入会した。
平均して週2日ぐらいか、10月までは地道に通ってきた。
7月から10月、、の3ヶ月。


その著書には、こうある。
半年続けられれば、トレーニングはその人にとって、間違いなく習慣になる。ライフスタイルの一部に。』


ん〜、惜しくも半年に行かず、俺は無理だったか。。
ライフスタイルの一部にするには、意図的に、一週間のスケジュールに入れてしまうことだな、たぶん。




ただーし!
なんと5kg!、中途半端なジム通いで体重減量に成功した経過をつらつらとお送りしたい。




< 7月:体重67kg, 体脂肪24%>
・ジム通いが初めてということもあり、当然のごとく初回講習なるものを受け、トレーニングマシンの使い方やらロッカーの使い方やらを修得!そういや、このジムは6月にオープンしたので威張っているベテラン会員もいないので気分的にも楽だったことを思い出した。初心者歓迎の雰囲気は重要ですね。
・スタジオプログラムなるものもいくつか受けてみた。ただ体力には自信が無いので、初心者向けのヨガとかを受けた。
・毎週2回行くか行かないかぐらいの頻度。
・(1)筋トレ(全般)30分→(2)自転車20分(20km/h)*2回ぐらい→(3)スタジオ(ヨガ60分)を毎回。
☆体重、体脂肪、共に、ほとんど変化無し。正直、1kg程度増えたり減ったりを繰り返していた。体調の変化も実感無し。


< 8月:体重67kg, 体脂肪25%>
・間食を取るのを意識的に止めた。土日に家にいる時、お菓子をバリバリ、平日夕食後にバリバリバリ、といった日々。を止めた。
・スタジオプログラムにアレンジを加えようと、気功とかやってみたけど、回りはかなり年配の方々でして^^;汗もあまりかかなかったので、ヨガ一本で継続。
・毎週2回行くか行かないかぐらいに頻度を維持。
・「有酸素運動をしてから、筋トレする方がいいよ」との会社の先輩からのアドバイスを受け、順序を変更。また、走りのメニューを追加。(1)自転車20分(20km/h)*2回ぐらい→(2)筋トレ30分→(3)スタジオ(ヨガ60分)→(4)走り30分(7km/h)
☆なぜか、体脂肪が上昇、、元から高いのに。。体調の変化があった。お腹が「グーグー」鳴り出したことだ。今までのことを考えると「腹が減る」ということがあまり感じられなかったのだが、ジムに1ヶ月通ってこの「グーグー」に気付く。(人並みになってきたってことかw)


< 9月:体重67kg, 体脂肪25%>
・毎週2回程度。
・(1)自転車20分(20km/h)*2回くらい→(2)筋トレ30分→(3)スタジオ(ヨガ60分)→(4)走り30分(7km/h)


<10月:体重65kg, 体脂肪25%>
・毎週3回程度!^^/ しかし、スタジオに行かなくなった。。
・(1)自転車20分(20km/h)*2回くらい→(2)筋トレ30分→(3)走り30分(8km/h)


<11月:体重64kg, 体脂肪25%>
・月2回。。。。^^;あうー
・(1)自転車20分(20km/h)*2回くらい→(2)筋トレ30分→(3)走り30分(7km/h)


<そして、本日:体重62kg, 体脂肪24%>




「ダイエット方法、体重を減らす方法、痩せる方法は?」
「なぜ体重を減らせたか、その秘訣は?」
について、経過と自分の生活から導き出したは答えは以下。


 1.そもそも、間食という、肥満の根源を絶った。
 2.今までまったく運動しなかった者が、週3時間程度、汗をかきまくる状態になった。
 3.食事の量は、運動する前より増やさなかった。
 ※なお、体重の減少は運動を開始してから5ヶ月後。(たぶん大いに個人差有り)


ということで、有酸素運動がどう、だとか、筋肉をつける、とかいう理論は、"痩せる"だけを目的にしたら特にいらない。食べる量を減らすか、食べる量を減らさずに運動する、ということに尽きる。




俺の個人的目標は、人並みになっていない、、体脂肪率の改善。
これこそ、本著書の言わんとしている"筋肉"である。




彼曰く、
ビジネスパーソンがこれからの時代を生き残るのに有益なスキルは、
「英語」「IT」「金融知識」。
そして、「筋肉」だ!"
と。


筋トレ方法から食事と睡眠、ジムの選定方法から子供が何歳の時に何のスポーツをやるべきか、にまで言及する。
この本、読んで損無し!<一部引用(俺のレバレッジメモ)>
・ジムに行ったら金持ちだろうと貧乏だろうと、いまの自分のありのままの肉体をさらすしかない。
・トレーニングとは、地位も肩書きも抜きにした、素のままの自分を客観的に認識し、それを磨き上げる作業。
・プロセスの重要性、粛々と努力を積み重ねることの重大さ。
・トレーニングも同じで、歯磨きのように習慣化することによって、続けられるようになる。最初の動機は何でもいい。
・才能だけでは作品は生まれない。人が遊んだりテレビを見たりしている間も、ずっと作品に向き合う。その粘り強さあってのもの。
・仕事とは別に、自分を律する方法。
・茶道とは、一人の人間と人間がお茶をはさんで相対するだけだ。
・ジムに持っていけるのは自分の肉体、ただそれだけ。これと向き合うしかない。
・データによれば、体を動かすだけで、精神のコンディションは明らかに好転する。
・人間の気分は交感神経と副交感神経によって支配され、トレーニング後は交感神経が活性化して脈が早くなるから、興奮して意欲的になる。
・トレーニングには解放する力がある。トレーニングをしていれば、たいていの悩みは自分だけで解決できるようになる。
セロトニン神経は、爽快で明晰な脳の状態を保つ働き。これは、太陽の光を浴び活性化し、リズム運動や深呼吸によってさらに活性化する。リズミカルに、深呼吸を交えながら。アイデアに煮詰まったときこそ、トレーニングだ!
・半年続けられれば、トレーニングはその人にとって、間違いなく習慣になる。ライフスタイルの一部に。逆にジムに行かないと生活が安定しなくなる。
・体は一人一人違うから、同じトレーニングをしても効果は異なる。他人のケースはあまり参考にならない。
・日本のフィットネス人口は総人口の3%で、アメリカの10%に比べると少ないが増加傾向にある。
・トレーニングを続けていくためには、最初から目に見える効果を期待しないほうがいい。トレーニングの目的は、「続けること」にあると言ってもいいぐらい。
・どんな人でも絶対に「やめたい」と思う。自分はどうしてやめたいと思っているのか?初心に帰れ。「トレーニングの目的は続けることにある」
・「機械的破壊」→負荷により筋肉を壊し、破壊の度合いが適度に大きいと、破壊前の状態に戻る以上に再生が進む→「超回復
・筋肉を成長させるには、やはり継続的に負荷を大きくしていく必要がある。
・勉強や仕事においても、人は、少し背伸びをしたとき、少し無理を感じるときに、最も成長するといわれている。
・3年後に会社を上場させようと思うなら、しなければいけないことは既に決まっている。あとはそれを逆算して、「今やらなければいけないことは何か」というところまで、落とし込んでいけばいい。


こんなのがわんさか。



ためになる指数 ★★★★☆
おもろー指数  ★★★★☆




"機械的破壊"とその後の"超回復"。
筋肉痛になった時には、是非これを口ずさんでw