ISOを活かしたシンプル経営入門


松尾茂樹著


ISOを活かしたシンプル経営入門

ISOを活かしたシンプル経営入門



本書は、当社の取締役が会社の机に残していった本から拝借したものであることを、ここに告白する。
本書に感謝する。経営者の魂の叫び、と言おうか、並々ならぬ決意、をまた聞けた。


「同じテーマのものを五冊読めば、その項目について自分なりの原理原則が見えてくる。」By 本田直之
「現場力を鍛える」「見える化」に続いて、三冊目。




ここでいうところの"ISO"は、ISO9001だ。品質マネジメントシステム。
この本質は極めて、ドライだ。
まさに、助け合い、情、群れ、(これらは良い意味で使っているつもりだが、、)のニホン人の傾向と極端に反する、と思う。ある意味で、「この欧米生まれのシステムがニホンにはむいていないのではないか」と、過去にたくさんの人たちが言い、このISOを手放したのも一理あると思った。


但し。既にニホンは開国後、であって、そうもこうも言ってられるわけがない。。




この本は7年前の本だが、言っていることは時代に関係なく、その本質を説いていると思う。
ISOを、極端だけどばっさり切った本、か。
著者は、ISOの語りにとどまらず、賃金制度、年俸制のメリット等にまでその影響度を拡げて綴っていく。


ある意味で、この本に書かれていることを実現したら俺は会社に残れるか自信が無い。ただ、スーパー改善マンになることを除いて。<一部引用(俺のレバレッジメモ)>は、自粛。
よく考えたら、著作権法×。。??




ためになる指数 ★★★★☆
おもろー指数  ★★☆☆☆