そして誰もいなくなった


アガサ・クリスティー(著)
清水俊二(訳)


そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)


1939年に発売され、世界で1億部販売されたという記録を持つ。
先週読んだ"人を動かす"は、1500万部、に比べるとその反響が際立つ。


小説であって、現実の世界ではない話、であるのは当然だが、小説の中で発生する殺人事件は残酷さが微塵も感じられない。いつの間にか、ひとりまたひとりと消えていき、そして。




3時間ぐらいか、興奮しっぱなしのひと時を是非!
ミステリ小説、というものを初めて読んだ、おもしろいものがあるものだ!<背表紙より抜粋>
さまざまな職業、年齢、経歴の十人がU・N・オーエンと名乗る富豪からインディアン島に招待された。
しかし、肝心の招待主は姿を見せず、客たちが立派な食卓についたとき、どこからともなく客たちの過去の犯罪を告発してゆく声が響いてきた。
ミステリの女王の最高傑作。




ためになる指数 ★☆☆☆☆
おもろー指数  ★★★★★