幼年期の終わり


アーサー・チャールズ・クラーク(著)


幼年期の終わり (光文社古典新訳文庫)

幼年期の終わり (光文社古典新訳文庫)


諸事情により、
仕事の小休止をいただいている数ヶ月間に読み漁っている本を。




小説は億劫、と思ってたのは、俺の歴史の中では昔の話。
今から半世紀前に書かれたSF小説とは思い難い。30歳にして衝撃。



歴史とは、人が過去を解釈したものと理解している。
SF小説、とりわけ"幼年期の終わり"で示された人類の歴史は、過去が未来のようで。
時に時間を超越する。
これは、遅くない未来に待ち受ける場面か。



宇宙人と独特の音で交信する人類を描いた印象の映画「2001年宇宙の旅」もクラークの作品の一つ。
その映画では描ききれていない世界を、想像力を発揮して冒険していただきたい!
読むべし!


おもろー指数 ★★★☆☆