天使と悪魔
ダン・ブラウン 著
越前敏弥 訳
- 作者: ダン・ブラウン,越前敏弥
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2006/06/08
- メディア: 文庫
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題名から想像するだけだと、前作の「ダ・ヴィンチ・コード」と比べて何の話すらわからない。
「ダ・ヴィンチ・コード」は、全世界7000万部。
キリストに子孫がいた(キリストは人である)というタブーが、その物語に強烈な一撃を加えた。
そして、「天使と悪魔」。
来月の映画公開前に、約6時間もかかったが読み切った。
主人公は、言わずと知れたロバート・ラングドン。
宗教象徴学教授という肩書きが、今回も存分に発揮される。
宗教と科学という、一見相反する価値観がクライマックスでどう収まるのか、わくわくドキドキ感は読後も続く。
サタン(悪魔)=その意味は"反対するもの"=科学者集団を意図していた、イルミナティ、フリーメイソン…、今回も怒濤の謎解きに驚くことしきり。相変わらず、著者の問題提起がおもしろい。
科学の最先端とルネッサンスローマが織り成すドラマをぜひご堪能あれ♪
Wikipediaによると、次回作は以下。
「偉大な作曲家の「事実に基づいた」フリーメーソンとの関係がメインテーマであり、どうやらその作曲家とはモーツァルトではないかと予想されている。」
ためになる指数 ★★☆☆☆
おもろー指数 ★★★★★