黒川紀章


その名前を聞いたのは、6年前くらいか、確か。
今住んでいるマンションに滞在3日目ぐらい、隣のクリーニング屋にいるおっちゃんに、住まいを聞かれて。


「どこにお住まいですか?」
「あ、隣のマンションに越してきたんです」
「え!?」「あそこは、誰が設計したか、知ってる?」「黒川紀章なんだよ」
「はぁ、そうっすか。(誰、それ)。」


早速、家に帰って、「くろかわきしょう」ネット検索してみた。
「マレーシア クアラルンプール国際空港設計」「大阪 ソニータワー設計」・・・、
おいおい、そんなわけねーだろ、と思いつつ、


自分の家の名前をネット検索してみたら、
雑誌のBRUTUSが出てきて、
さらにわくわくして。


俺の家が載ってるBRUTUSのバックナンバー手に入れるまで、
この家を選択した俺のセンスに酔いしれてた僕、です。


結論と致しましては、
黒川紀章の設計ではなく、どこかの建築士の設計であったようです。

ということで、隣のクリーニング屋には寄り付かなくなったわけで。


前置きが長くなりましたが、
今日、その"彼"設計の、国立新美術館@六本木に足を運んだわけです。


無料でも観覧できるよ、
アートの世界へ。