ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる

梅田望夫(著)

ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)

一昨年だったか、ネットゲーム上でバーチャルな家やペットが現生(￥)で売買されているというのを新聞かテレビかで目にした覚えがある。

この本に、書かれているのは、バーチャルではない。
各々が自分の分身をネット上に持ち、2馬力(Realな生身の己と、これまた実はRealなネットの住人)で生きる時代の到来をうまく説明している。

読んで、且つ、もはや動き出すしかないことを迫られる、このWEB2.0到来を告げる指南書。

メディアの再定義、つまりは、本当のイミでの"書くこと""弾くこと""撮ること""創造すること(コンテンツ)"の淘汰の時代が始まる。そこには、プロもアマもなくて、あるのは「ランキング」のみ。

身震いした。ある意味で恐ろしい、アーティスト(右脳を使える人)のヒエラルキー社会が始まる。

読むべし!!