投資フェスティバル2009@有楽町


This is real.


9年前、行ったインドで、露天商やら土産屋から、よく耳にした言葉だ。
コレ、ホンモノ!^^/」「ニセモノジャナイヨ〜!」




昨日、興味で行った講演で、竹中平蔵さんの印象に残る一言。
「チョイスじゃない、選択じゃないんです、"これ"がゲンジツなんですよ」
これも、This is real、か。


では、その"これ"とは何か。


先に言ってしまうが、彼は「グローバル化とデジタル革命」と表現していたと記憶している。「フラット化する世界」とも表現していたか。
「隣の部屋へ電話をかける料金と、地球の反対側のブラジルにかける料金が同じ時代」「国内証券会社に電話をかけて、繋がったオペレーターが、サンパウロにいる時代」
全て、同じ意だ。




#以下は私なりの理解。よって、厳密に彼のコメントとは異なるので、取り扱いにご注意。
・平蔵さん問題提起1: 今、100年に一度の不況か? ホントか?
・平蔵さん問題提起2: 米国発の金融恐慌か、ホントか?
・平蔵さん問題提起3: 日本は、ホントに、経済大国か?
・平蔵さん問題提起4: 日本企業は、ホントに、強いか、大きいか?
・偏見を捨てよ、ゲンジツを見ろ。
・消費税の年間総額、11兆 < 国民の資産総額1500兆の1%。
・オペレーターの給料は、低い方に引きずられていくのだ。
・みなさん知っているか、史上最高15兆の補正予算のバラマキ。年間予算は1年を通じて入念に策定されるのに、補正予算は2〜3週間で策定されるのだ、それが15兆の実体だ。
・世界の各国が実行してて日本が未だやっていない政策をやればいいだけだ。例えば、法人税の引き下げ、ハブ空港の強化、等だ。




竹中平蔵さんの前の、和田裕美さんという方の講演で、初めて聞いた言葉*1と、
個人的には定番の、、司馬遼太郎燃えよ剣から土方歳三の台詞を引用して、本日のたわごとを終える。




 現実を、事実を、実体を、数値を、あるがままを捉えよ。
 そしてどう読み、きみは、どうするか。陽転思考をもちながら。




今日もお腹いっぱい、
以上。

*1:"陽転思考"−俺は単純にプラス思考と理解したが。