備忘録@更新審査


以下、昨日及び本日の品質ISO更新審査において。
俺の備忘録。<品質審査員の手持ち資料>
特に無し。<品質審査員の発言>
・問合せに対する回答やヒヤリハット、不具合が発生してからの対策に注力するより、そもそもなぜ不具合を減らす活動、技術問合せの数を減らす活動に取り組まないのか。
・規格8.2.3とは、業務プロセスがある一定の閾値以内で推移しているかの監視測定であって、ある値を向上させていく品質目標を達成する為の活動とは異なる。業務プロセスを監視し、一定の閾値を超えたものを異常値として、その異常値を潰す為の活動を品質目標とリンクさせればよいのではないか。
・「きみが管理している業務プロセスはうまく回っているのか?」と社長に聞かれて、2つか3つの監視測定ポイントを使いながら説明できるか。それが業務プロセスをコントロールする為の監視測定ポイントである。4番バッターは、打率、打点等でその成果について証明できるが、「はい、ちゃんとやっています。こういう課題があります、悩みどころです。」で証明ができていると言えるか。
・「業務プロセスは、、、しているので、適切に回っています、ご安心ください」と説明した取引先がいたとして、あなたは、その顧客として、その取引先の説明に信頼が置けるか。そう振り返って、自社の説明を考えてくれ。要は、自分がお客様の立場になって考えてみるとどう思うか。ほんとに安心できるの?? 自分がお客様だったら、自社は○なのか×なのか。
・お客様満足度を何を使って言うか。顧客満足度アンケートか、提案件数に対する受注率か、且つ、それらは、どの値になったら、"満足している"と判断するのか、基準を。
・スケジュールに"プラン"が無い。どこまで、いつまで、だれが、どうやるか。『PLANが無いと、DOはできない、もう一度言うが、PLANが無いとDOは無い。考えるべきはPLANだ。』
・「でも」は、使ってはいけない。
・営業の仕事は、第一に、見積もりを出すことである。見積もりを出さなければ何も始まらない。見積もりを出していてヒット率が低いのは、力量に問題がある場合がある。
・内部監査では、必ず指差し確認すること、手順書/要領書に書かれている内容と実態のチェック。例外は許すな。とことん現場に踏み込め。
・是正処置とは、"原因の除去"である。つまり、何か問題が発生して、それそのものを潰す応急処置をやったとしても、当然、原因の除去はされない。以降、同類の問題が再発するだけだ。なぜなぜなぜなぜなぜと言い、原因を特定した上で、それが残っていない程、根本的に、原因そのものを除け。




以上。