給与から差っぴかれる社会保険料について!!!


あー、たまにはFP的なことをコメントしてみます。
#長文お許しください。口語お許しください。


サラリーマンのみんな!!
標準報酬月額、って知ってるかーい??
この前、会社の後輩に聞かれて改めて調べてみたので、ここに情報共有しておきます。
このブログのテーマ、人に優しくの第一歩。


その後輩の疑問はこう、
『厚生年金負担額って年々多少違うんですけど、これって何で決まるんですかねー』
俺はてきとーに以下のように答えた
『あー、それは、その年の4月から6月の給料の平均で計算されちまうんだぜー。だから、4月から6月は残業あんまりしない方が、負担金増えないんだぜー』


って、たぶんあってると思うけど。
それは、ほんとか調査してみた。<レッスン1:社会保険とは何か>
会社員(サラリーを受け取る方々)になると、社会保険(医療保険と年金保険)に加入しますね、
(厳密には子供の頃から医療保険には加入してるけど)
この社会保険に入るのは、日本国民の義務だぜ!、ここまで良い?<レッスン2:社会保険と皆様のかかわり>
そんで、医療保険を例にとると、
会社員はその会社の組合管掌の健康保険とか政府管掌の健康保険のどちらかに加入するわけよ、
個人事業者とかは国民健康保険ね。<レッスン3:保険料とは>
んで、会社員が加入する健康保険は、その保険料を労使折半とかで、半分を会社側が、
半分を会社員(俺ら)が負担して、その効力を使えているわけですよ。
この保険料(月額負担金)が、この標準報酬月額で、決まってる、のですよ!!<レッスン4:標準報酬月額の決め方>
重要な基準:標準報酬月額!!
これは、毎年の4月から6月に支払われた給与(残業代/交通費含)の平均額!!なのだ※
※厳密に言うと会社によってルールが異なります。<お題:標準報酬月額と保険料>
たとえば、A君の標準報酬月額が、20万だったとする、そうすると、13等級のレベルに属すことになり、\14,288※を保険料として月額払うのです。次に、Bさんの標準報酬月額が、23万から25万だったとすると、15等級のレベルに属すことになり、月額\17,145払うわけよ。
この二人場合、2,3千円の開きがあって、1年支払うと\35,000も支払う額が違うのです。
※料率については、ここでは、14.228%にて算出。これは社会保険庁が決めた本年度の料率。


と、いうことで、
【じゃー、どうしたら得なの??】
ということですが、<以下、本日の決定事項です>
・残業代をきちんと払ってくれる会社にお勤めの方は、こそこそ4月から6月の残業代を減らすことはせずに、気合で年度始めからバリバリ働いて、稼いだほうがいいです。支払う保険料額は増えますが、残業代も増えるから。
・残業代を払ってくれない会社にお勤めの方は、\195,000(12等級)、\210,000(13等級)、\230,000(14等級)、\250,000(15等級)、\270,000(16等級)・・・をイメージしつつ、4月から6月は仕事量をセーブし、より下の等級に身を置いたほうが、1等級減る毎に、年間約2万から3万円の保険料負担☆減☆となります。